2014年9月 山陰、九州一周旅行⑦ 日本一長い駅名 の巻
こんばんは!
前回に引き続き九州旅行記になります!
まずは前回の記事から。
由布院と別府の地獄めぐりでした。
今回は豊肥線経由で熊本を目指します!
本来の計画であれば阿蘇山を見学して熊本に抜けるはずだったのですが、旅行に行く直前に阿蘇山の警戒レベルが上がってしまい火口周辺規制になってしまいました。
旅行中に警戒レベルが下がることも期待していたのですが結局下がることなく予定は変更。
まっすぐ熊本に抜けて三角に行くことも考えましたがイマイチ面白みに欠けるしどうしようと考えた末行き着いたのが、高森線の未成区間をレンタカーで抜けて高千穂観光です!
滝廉太郎の荒城の月で有名な岡城の最寄りということで武家屋敷風の駅舎になっています。
発車メロディは当然のように荒城の月。
しかしここの発車メロディの歴史は古く昭和26年から流されてるそうです。
途中の駅でななつ星との交換がありました。
いつかはクルーズトレインでのんびりと日本国内を巡る旅もしてみたいですが果たしてする時は来るのでしょうか?
どうも値段を考えてしまうと他のものに使いたいと思ってしまいます。
18きっぷの旅ですが予定の都合上、一部区間では特急でショートカットしています。
九州横断特急、なかなかわかりやすい列車名です(笑)
別府から熊本まで九州を横断するのでたしかに名前通りですし(笑)
しかしこの九州横断特急は2016年の熊本地震の影響で阿蘇から熊本は運休中です。
高森線とレンタカーを使い高千穂を目指します!
本来は宮崎県側の高千穂線と線路を結び九州を縦断する大規模な路線になるはずだった高森線。
しかしトンネルからの異常出水、モータリゼーションの進展により高森から先、高千穂まで繋がることはありませんでした。
そして高千穂線も廃止となってしまい九州を縦断するという本来の目的は永久に途絶えてしまいました。
車両はレトロ調なMT3000形。
車内は海外からの旅行者など大勢の人で賑わっていました。
しかしこの高森線は熊本地震で大きな被害を受け一時は廃線の危機に。
何とか2023年度に復旧の見込みがたちました。
高森線の見どころ、第一白川橋梁
川から60メートルもの高さがあります。
しかし熊本地震で大きな被害を受け、現在は橋のかけ直しがなされるようです。
高森線のもう一つの見どころ。
日本一長い駅名の南阿蘇水の生まれる里白水高原駅です。
幼い頃の電車のビデオのクイズで出てきたので名前だけやたらと印象に残っています(笑)
駅名とは思えない名前です(笑)
高森駅に到着後はレンタカーで高千穂へ。
しかし写真の通りの悪天候。
誰も人がいません。
普段は穏やかな真名井の滝も増水しています。
当然の如くボートを借りることもできず高千穂は不完全燃焼に終わってしまいました。
高森に戻ってくると晴れていました。
山を越えると天気はやっぱりまったく違うんですね。
帰りの列車はMT2000A形でした。
他社ではあまり見ないデザインです。
これに乗り立野駅まで戻りました。
立野からは再びJRに乗り熊本を目指しますがまた次回の更新になります!